こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?
コロナウイルスもピークを過ぎたと報道されています。ここからの後半戦は経済とのバラ
ンス問題になってくるのでしょう。久しぶりに出勤してみると、さっそく身の回りでも変
化が始まってました。5月の給与からある手当が差っ引かれるという通達が来ました。
減額の理由は「未曾有の災害に対する痛みを共有する」です。会社論理で一番強い「団結」
を訴ています。これに対して個々の利害を申し立てると事情に対する理解どころか、非常時
に個人の利益を追求する異分子と見えてしまいます。仲間でいるには痛み分けが大事なんで
すね。
個人的には昨年度の事業収入が少ないので、持続化給付金の対象にはなりませんでした。し
かし、昨年開業して、確定申告も済ませると事業と経費の視点を持つこともでき、サラリー
マン時代に会社の指針にいちいち難癖をつけていた時とは気持ちが変わりました。
再雇用先を一つの契約先としてみることが出来れば、契約先がこの災害で売り上げが立たな
いので10%減額して欲しいと言われれば納得します。一つの会社の世界にいた時は、「
あいつやこいつと比べると額の差がおかしい!」と憤ってたのも狭い世界で比べるしかな
いからでした。その点が大きな違いです。
今は、他の取引先を見つけていかに減額分を取り戻すか。。と考える毎日です。具体的な
当てがある訳では有りませんが、”不公平感への憤り”満ち溢れていた日々に比べると、視
点を複数持つことができただけ心は軽くなりました。これも一つの修正力と感じています。
Contents
2種類の軌道修正
さて、今日は人生における「軌道修正」について考えをまとめてみました。定年独立で
模索中の身としては軌道修正は四六時中考えています。
代表例としてよく聞く言葉で「PDCA」のように、目標に近づく様より良くしていくた
めには細かい修正工夫を加えるという考えがあります。これは目標が定まっていて、ア
プローチに問題がある場合に有効です。
もう一つは目的自体が変わる軌道修正もあります。経済学を学びたくて大学に入り、先
生との出会いから哲学を探求する人生に変わるのも一つの軌道修正です。
私も人生で、2種類の軌道修正を体験して来ました。私の場合今直面しているのは”プロ
セス”の軌道修正です。定年後にコンサルタントとして自立するための”プロセス”にPDC
A的考察で修正を加えています。
一方、「目的そのものが変わる軌道修正」の経験は社会人になった時に、定年後はコン
サルタントとして生きていこうと思っていたわけではなかった事です。社会人になった
時に、潜在意識で自立するということが頭にあったのかも知れませんが、都合よく評価
しても「何も考えてなかった」というのが実情です。
①短期の修正力:日常のプロセスの修正
②長中期の修正力:目標自体の変化
その様な2種類の軌道修正をしながら生きていると考えると、「修正する力」というの
は非常に大事な事だと感じました。
修正する力
人生での変化
自分が修正する力を持っているか?と考えた時、のほほんと生きて来た私にも人生の転
機には何かしら考えていたことがあった事を思い出しました。
転職が1回、異動が4回、引越し3回、資格や試験3回です。大きな変化として家族構
成が変わった事も1回。都合12回の修正の機会がありました。
趣味や役員を引き受けたり私生活の転機を加える人もいるでしょう。数の問題とは思い
ませんが、こうやって列挙すると自分なりにそれぞれの場面で葛藤して工夫して、新たな
選択をした感覚が蘇ります。
スタート時より強くなっている
前回書いた様に目を凝らして駆け抜けてきた成果、視力は良くなっているかも知れませ
ん。ww
多少のことには動揺しなくなっている気もします。経験の積み重ねから自分なりの座右
の銘も持つ様になりました。私の場合「人生万事塞翁が馬」です。人生山登りに例えれ
ば、足腰の鍛錬にはなるのでしょうが、修正力の”切れ味”はどうでしょうか?
自分の12回の天気を記録で残してないので、データーとしては感覚値ですが、知識とし
て工夫の選択肢が増えた分、技術力は上がっていると思います。これは人生の後半にチ
ャレンジした資格試験やセミナーが生きていると思います。
苦手だったマインドリセットの部分もこのブログを通して修正できる様になりつつあり
ます。何事もスタート時に比べれば強くなっていると思れば、人生無駄になっていない
と受け取ることにしましょう。その方が気楽ですし、必要以上に自分を責めても仕方あ
りません。
市場ニーズを見る力は短期の修正力
サーキット場のような展開
社会人生活では長く商売をして来たので、市場の動きが先に読めていればと思うことが
多多ありました。
長い直線の様な市場であれば、思い切り在庫という燃料を積みアクセルを踏み込んで勝負
すれば良いのですが、そう思った次の瞬間にはコースは急カーブ!ドッカーン!です。
その後はクネクネと曲がるコーナー続きになったりします。途端に新商品を細かく繋ぐ柔軟
性が商売では試されたりしました。
30年ほど商売を続けて来て、結局は「人生と同じく商売も直線とS字カーブが交互にくる」
とわかっています。先を読むことも大事ですが、柔軟な修正力が必要だなと、それが今も
定年独立にあたり求められていると感じています。
車のレースならば、ピットインしつつ路面や天候に合わせてセッティングを変更したりす
るのでしょう。まさしく独立が成功するかは自分というマシンのセッティングに掛かって
ます。
短期にエンジンの出力が上がったり、タイヤのグリップ力が増したりする訳ではないので
すから。後はコースマネジメントです、大手や看板力に負ける直線は避け、細かいコーナー
でニッチな市場を狙うというのが戦術です。これが現在私の中での短期の修正力です。
長期の修正力は身近な生命に倣う
中長期のイメージをする
いろんな本を読んでいると、中長期の目標や人生のゴールを描くことは非常に大事だと
書かれています。20代での目標のイメージがはっきりしていた人(例えば経営者になる
)は、その後の達成される率が高いと言われています。
目標があるかないかで日々の行動や習慣が変わり、それをある程度の時間をかけて努力
することで成功に近づくことが出来るからだそうです。
今振り返ってもその様な強い自覚を持つ自分はいなかったのですから、これからの世代
と知り合うことがあったら、ぜひそう言うアドバイスをしたいものだとは思います。
「あんたには言われたくない」とか言われそうですがww
しかし、どちらかと言うと自分の場合は、何も考えてない訳ではないが、経験を積んだ
り刺激をもらうことで、新たな「なりたいもの」を見つけたいんだ!というタイプでした。
仮面ライダー
若かりし頃の自分は、若いが故の希望もあれば自虐もあり、コンプレックスと情念が混乱
する日常からの「大きな変化」を望んでいた様に記憶しています。「何かに変わりたい!」
あの頃の自分は「もし変化を楽しむならば、変化した自分が無敵な存在ならさぞ楽しいだ
ろう。」と思っていました。無意識の変身遊びにも意味があったのかもです。
身近な生き物は多様ですが、特に虫は幼虫から成虫へ大きく変化します。もし昆虫好きな
ら仮面ライダーの様な変化は楽しいに違いないと思ったりします。
自分の子供を幼稚園に通わせている時に園長先生から聞いた話ですが、「男の子は夢中で
遊んでいるようで、取り組んでいることがくるくる変わる。それだけ集中している証拠な
んです」という話でした。
確かに遊び場を眺めていると、泥遊びをしていた子供が水場に来ると、急に水遊びになる。
呼び戻しに来た友達もいつしかその輪に加わる。そうやってくるくる遊ぶ内容が変わる
のです。見ていて「だから後片付けしようと思うと、あらゆるものが散らばっていて驚く
ことになるんだな」と思いました。女の子の集中とはまた違うのです。
取り組みたいことがくるくる変わったり、大きな変化を渇望することは幼児性が強いの
かも知れませんが、私としては肯定したいです。幼い頃に自分はサッカーでプロになると
決めて海外に渡るのも良いでしょうし、自分の適性が分かるまでせめて大学までは複数
の競技を試すのも良いことです。それぞれにあった選択法があるのです。
今の私はサラリーマンからコンサルタントへの「大きな変身」の期待を自分に賭けてい
るわけですが、出来れば幼少期の様な楽しんで熱中している顔で取り組んでみたいものだ
と思います。取り組んでいるうちに違う遊びに変化するかも知れませんが、それもまた良
し。
突然変異は生き残りへの進化
変異と書くとコロナを連想するのでこの頃ですが、生き物の本を読んでいたりすると、小
さな彼らが日夜生き残りのために交配し、自分の種を残すために突然変異を繰り広げてい
る事を学べます。
綺麗な羽を付けたり、卵をどこに産み付けるかという事も、全て環境変化に適応するため
だというのは商売に通じるところもあり納得できます。
そうやって考えると日常の細かな修正も、虫たちにとってみると当たり前の行動なんでし
ょう。昨日餌があったところに今日あるとは限りませんし。その上で、大雪や洪水を予知
して住処を変える大胆さも持ち合わせています。
給料が減った手当が取られたと煩悩にさまよう人間様ですが、今日を境にもっと身近なと
ころに「修正力」の師匠がいると思って庭や公園を眺め、思うままに行動する手本をかつ
ての自分から思い起こそうと思います。
そうやって自分の変化を積み重ねていくのは素晴らしいですね。転機の回数を今後も伸ば
して、いつか読者の方とお会いした時に尋ねたいです。
「あなたの(変化の)バージョンは幾つですか?」
ではまた次回