
こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?
自分が定年になることで頭の中がいっぱいでしたが、実は世の中の雇用
自体が変わり目だったことが最近わかりました。
言い回しが変わったので理解が遅れましたが、どうやら自分が現役時代は
・メンバーシップ型(同期入社で競争し、言われた仕事をする)
で今は
・ジョブ型 専門性のある職に就く。何をすれば良いかの業務内容がはっ
きりしていて、評価もしやすい透明性のある働き方であるそうだ。
しかし、現実はそううまくはいかないだろう
Contents
折衷案のジョブ型
「日本的ジョブ型雇用」という本から目についたところを拾っていくと、
どうやら成果型報酬制度が上手くいかないことは認識されているが、時代
対応が必要なので新たに編み出されたのがジョブ型雇用だそうだ。

欧米型により近づいた雇用なので何をすべきかがはっきりしていて、どう
評価されるかもはっきりしていることになる。
現在はこれを現行の制度から移行していく時期に当たるそうです。
そうなると難しいのは、そもそものゴールを描くことの難しさ。それと
移行させていく難しさがあるらしい。
そもそもの難しさは、
・ジョブに合わせてグレード基準を決め分ける。
・職務記述書を作る、しかも柔軟に
・それと諸々時代対応やグローバル化、上下関係が加わる
一番の問題は、会社の戦略に人事戦略が紐づいていることになります。
これがいかに難しいかは、トップに理解者が存在した上で人事部に人材
が同時に揃わないと難しいというのはよくわかります。それに社風もあ
りますね。
移行に関する難しさは、現行が人の能力に対して事後で評価して報酬を
払っているのに対し、ジョブ型は仕事に対して払っているので、事前に
報酬が決まっていることになります。
もちろん、日本の習慣では成果に対する後払いがしっくり来るのですが
それは年功型に繋がっていきます。また少ない人数で会社の業務をやり
くりするのは人事異動に柔軟性があった方がよいのですが、それもジョ
ブ型が遠ざかる要因になります。
ということで、結局は日本型ジョブ雇用となっていき、新旧の折衷案と
なりやり方は会社によって異なることになります。それを持って社風と
いう様になると外野からは分からない世界です。
専門性が必要なのは理解できる
となると、どんな働き方を個人は持つべきだろうか?と考えると、会社
に残ろうがフリーになろうが専門性が価値としてわかりやすいというこ
とです。
定年や自立を意識した時点で専門性を持つべきですね。
自分で言うと、現役前半から中盤は営業や事業開発をしており、その後
後期になり内部監査や経営企画に移りました。
専門性=資格と考えると、後期の仕事のほうが資格に結びつく内容が多
かったです。
現に、中小企業診断士、内部監査人国際資格(CIA)、やビジネススクー
ル、簿記など色々とチャレンジしました。取れた資格もありましたが、
好きではない仕事は続かないと感じました。
どの資格も、一旦取ってOKではなく更新して行かなかれば実用には耐
えません。ですので、取りやすい資格をとったところで、生業として選
ぶ決意がないと意味がないなと感じました。
現在の自分が選んでいるのは、キャリアの前〜中盤の人脈を活かしたコ
ンサル活動ですから、もっと手前で40ぐらいには独立した方が(もし
くは後述する自営型を意識したほうが)良い判断だったと思います。
これから自分の専門性を選択する方はそういう迷いや悩みも出てくるの
ではと思います。
「自営型で働く時代」
そんな中で一番しっくりくる次世代型雇用法が下記の本で紹介されてい
る自営型です。
60歳の定年後に待ち受ける「高齢者雇用継続義務」のもとに会社が用
意する雇用方は、同一賃金に関する訴訟逃れのような工夫を加味した
賃金を下げることを前提としたものです。
そもそも人材活の為の発想なのでいくら社会正義に反していると憤って
見たところで意味はありません。
太田肇さんの著書「自営型で働く時代」で提唱されているのは、社内で
自立して(または退職した上で)雇用されるという意味です。雇用形態
は正社員でなく業務委任の様な契約社員になります。

現役世代の人は短期的には正社員を失う損得はあるのでしょうが、中期
的に考えれば人生長い分メリットが見えてくるのではないでしょうか。
高年齢者にとっては現行でも短期契約ですから、能力評価の場があるだ
け儲け物です。社内のプロジェクトを請負、社外からもフリーランスとし
て評価されれば2重に評価の場が広がります。
また二重に人脈が広がるのも見過ごせないです。
現役だはないので組織の人事制度に関心が薄れるのはわかりますが、こ
のような新しい提案は自分の独立後にも役立ちます。そう感じます。
大企業は有利かも知れないが中小企業のニーズはわからない
自営型と言うのは最終的には自分で仕事を見つけることになります。
社内という人脈と社外人脈です。
私の場合は社内は大企業、社外は中小企業というアパレル業界特有の
構造があるので社内の知見をそのまま活かせるわけではありません。
それぞれに違いがあり、困りごとのスケールも違います。私もここまで
副業活動を重ねてきて、どうやら両者に重なる困り事があるようだ。。
というのが仕事の種になってきつつあります。
そういう意味では観察なのだなと思います。
世間のニーズと自分の好きなこと、本当はそれに収入の見通しという
3つの輪の重なる部分を目指すと良いそうですが、私の場合は収入の
輪は外して考えています。
60歳当時は、会社の雇用方に憤ってましたが、時代が自営型に向かい
つつあるのは自分ごとの様に嬉しく感じました。
皆様にも良い影響があることを祈ります。
ではまた次回








