こんにちは定年2ヶ月前のサラリーマンです、いかがお過ごしでしょうか?

今日は、間近に迫った立場として再雇用制度を考えたいと思います。

再雇用制度はコトバンクによれば

・定年退職者を一旦退職させた後、再度雇用する制度。
・2006年4月1日より65歳未満に定年制度を設けている事業主は、改正高年齢者雇用安定法の措置の実施義務により、「高年齢者雇用確保措置」を講じなければならなくなっており、「再雇用制度」は高年齢者雇用確保措置「継続雇用制度」のうちのひとつである。

全体としては統計資料をみたところ

・再雇用制度のある会社は全体の70%程度。

・制度のある会社で継続して雇用されている方は81%

 

継続雇用を希望しなかった人のネガティブ理由は(男性)

1、賃金

2、人間関係

3、後輩の仕事を奪う

4、仕事内容

が上位項目で、女性の場合は圧倒的に「健康問題」

 

継続雇用を望まなかった人のポジティブな理由は

1、転職したい

2、趣味ボランティアしたい

3、蓄えがあるから

男性は転職したいが25%のダントツ、女性は趣味ボランティアが34%と突出

「定年独立志向」は3.4%と本当に少数派です。変人の領域?

厚生労働省「高齢者の雇用状況」H26年度版より

 

大多数の人が受け入れる制度だということはわかりました。

不満の大半は賃金の切り下げと人間関係で、転職することで解決しようとしているようです。

その気持ちは十分わかります。

 

次は制度に対する個人的な気持ちを書きたいと思います。

Contents

コップ半分の水

2018年年末からこのブログを「定年1年前の心境」として書き始めたのですが、その時点で

私が所属する会社に再雇用制度はありました。

もし、この制度がない会社だったと考えると”ゾッ”とします。

 

しかし、最初にこの制度の説明を聞いたときの感情は「怒り」でした。

私は怒りが湧いてきたときに、エリザベス・キューブラ=ロスの「死の受容の5段階」を連想

しました。

1.否認と孤立:頭では理解しようとするが、感情的にその事実を否認している段階。

2.怒り:「どうして自分がこんなことになるのか」というような怒りにとらわれる段階。

3.取り引き:神や仏にすがり、死を遅らせてほしいと願う段階。

4.抑うつ:回避ができないことを知る段階。

5.受容

「死」の受け入れとは違いますが、「定年」を受け入れる気持ちの変遷は似ていたと思います。

春以降はじっと「抑うつ」の状態です、前向きの気持ちになったり自信や目標を見失ったり気分

の上がり下がりがあります。

 

ブログで取り上げる内容も、抑うつの時期(春から現在進行形)はマインド設定に関するものが

無意識に多くなっています。思い返すと年末から春にかけては資格試験に取り組んでいたのも気分

転換には良かったのだと思います。

 

もし自己嫌悪に陥った方がいれば、良いアドバイス動画を見つけたので貼っておきます。

5分の動画ですが、2番目の「自分と自分の行動を切り離す」という内容が自分には良いアドバイス

でした。また「考える時間を減らす」と言っているのも先ほどの資格試験の話と合致します。

 

結論としては、私にとっての「定年」それに伴う「再雇用制度の受け入れ」は良くもあり、

悪くもあります。コップ半分の水をどう考えるかという事例と同じです。

 

悪く考えれば、賃金も下がるしモチベーションの上がらない環境で仕事を続けることは

自分に対する価値を見失う気がします。一方で、最低限の賃金があり、レールに乗っていれば

(車窓があまりに退屈であろうと)年金までたどり着けるということは自営業の方から見れば

”なんて恵まれてるんだ”という話になります。

 

「どっちもどっち」が結論ですが、4つの視点にまとめてみました。

 

再雇用制度についてこれほど執着するのは、健康診断で飲みたくないバリウムを前に延々と

飲むメリット・デメリットを語り続ける往生際の悪いやつと付き合うようなもので、「早く

飲んじゃえよ、スッキリするから」と周囲は言いたくなるでしょう。。が目前の今しか書け

ない渾身のドキュメンタリーなのでしばしお付き合いくださいww。

このしょうもない時間も人生の中でもこの半年ぐらいで、後から読めば笑っちゃうのは想像

できますが。。。

 

比べる対象で得られる価値感は変わる

①給与・待遇

②モチベーション・やりがい

この2つが大きな障害と感じている人が多いのはアンケートでわかりました・

 

1、収入0からみればありがたい

たまたま、私の場合ゴールに設定しているのはコンサルタントとしての「完全独立」です。

それで食べていくのがいかに困難かは、少しでも現実の水の中に入り手足をばたつかせればわかる。

「安定」した収入というのは得難い。厚い顧客リストが必要です。

 

私の考えとしては、常に再雇用以外の選択肢を持つのが大事だと思います。そのいくつかの

選択肢から自分で選んでいるという自覚が大事だと思います。運命に翻弄されてるとか、他に

責任を求めると無駄な堂々巡りをしてしまいます。

 

例えば自分の時間を肉体労働(自分の身体を使う仕事)にした場合いくらになるのか?自分の

時間の交換価値を基準にすべきですよね?都内も最低賃金が1020円になってますので、バイト

を日に8時間で50週で約200万です、その体力があればですが。

自分の人生なんだから、いくつかある中から自分で選んでいるという自覚と、その選択肢を

広げるための戦略を持つ。戦略はベースを作る(やりたい方面の基礎学習)、情報を集める

(各所に登録し、参加し、情報を得る)、得意不得意と有望なゾーンとの比較研究(いかに

してお金に変えるか)。

 

楽しみながら知的ゲームをしてる、自分という事業部長という感覚を持つのが良いのでは

ないでしょうか。自分の名前だけの名刺を持つのも、「自分代表取締役」という感じで

良いかもしれません。風まかせ波任せというのも良いですが、強靭な精神力と十分な蓄え

があれば良いですが、辛いときに「運命に翻弄されている」と受け身になってしまうのが

不幸への階段だと思います。

 

一番良いのは、良き理解者、同じ境遇、経験者そしてパートナーからの励ましと暖かい眼

差しだと思います。

 

2、10年単位で考えればいい

働き改革が進む中で、日本人の「人材」への考え方が急速に変わりつつあると思います。

かっては無かった「解雇」も頻繁に目にするようになりました。資本関係も株の持ち合いで

なくファンドの関与度が高まり企業再生の名の下にドライになり、就活生始め労働者も

ドライ(転職の可能性)に会社を見ているように感じます。

 

会社から戦力としてみてもらえるのは20代までで、これでは社会人生活たった5年で判断する

ことになります。この会社にいて良いのか?自分の価値はどれぐらいだろうか?と

 

実際に転職活動をしていると、2種類の肩書きを求められる気がします。

1つは役職としての肩書き、これがあると専門分野があると認められやすい。もう一つは

プロジェクトや活動で目覚しい働きがあったというエピソードや証明。

 

そのためには最低5年単位で自分の棚卸をすることを若い方にはお勧めしたい。

それと10年単位でキャリアステップを計画するのは大事になる、会社生活40年なら

4回のステップを目標として描くことになります。

 

そして、定年独立の方には20年でこの先を考えることをお勧めしたいです。若い人は

足元から3年、5年、長くて10年で具体的に自分のやりたい事、なりたい姿を描いた方が良い

と思いますが、定年以降のシニアにそんな短期の生活イメージは窮屈だと思います。

 

シニアは足元よりも、まず大きく考える。まだ現役生活が20年はあるんだと、人生100年

世代の足がけとなる意識で、質の高い生活を20年過ごすには。。というあえて長いイメージを

持つことが大切だと思います。

 

20年現役で過ごすには、何が重要なのか、どういう人間関係が大切なのか、どういう時間の

使い方が自分には合っているのかノートに書き出し、とにかく大きなフレームを作って見る。

大きな屋根があれば、そこから部屋づくり、内装と考えていけばよく、収入などの縛りはあり

ますが、一方で時間はあると思えば10年単位で達成したい事も見えてくるのではないでしょうか?

 

私の定年独立計画も、結果がついてくるのも3年後の63歳の計画。65歳で再雇用が終了し

67歳で事業収入だけで生活したいと思ってます。70歳以降は「教育」をボランティアの形で

社会と関わり合いを持ちたいと考えています。

 

それまでに片付けないといけないことはありますよ、親のことや借りた奨学金や色々あります。

ただ、意識はそれに縛られることはないと思います。自分の描きたい20年を大きく深呼吸するよう

に共に考えてみましょう!どうぞ私の仲間になってください。

 

3、水(やりがい)と日光(感謝)がないと枯れてしまう

自分の役割とはなんでしょう?

家庭でも職場でも同じで、社会の中で生きてる以上、行動を感謝され存在を期待されなければ

生活の張りは得られないでしょう。

再雇用の環境で難しくなるのはこの存在条件とも言える感謝とやり甲斐ではないでしょうか。

人口減からくる市場の縮小の中、会社に明確な成長戦略が実行されない限り社内の方向は

どうしてもコストカットに向かいます。コストカットが手柄となる環境では、再雇用対象者は

自ずと偏見の視線にさらされてしまいます。生産性の障害?私の存在が邪魔ですか?

仕事の輪の中から一旦分離されて個人の存在になると「あの人は何かの役に立っているのか」

という批判めいた質問には答えられなくなってしまいます。

会社で批判はつきものですが、得点機会が継続してあれば挽回もできますが、再雇用者のポジ

ションは裏方に回りがちです、こうなると抗弁のチャンスも得られなくなってしまいます。

 

会社の人事ですから難しいでしょうが、出来るだけ抽象度が高い役割より具体的な役割に

異動させて貰うのもありだと思います。私も全社案件を扱う抽象度の高い部署から、物を

扱う作業ベースの部署に異動させてもらいました。

 

とりあえず、不便な場所ではありますが居心地の良さを確保しました。

感謝をもらうには社外の人と接する場、顧客を持てればその喜びは十分なエネルギーにな

るでしょう。副業を考えるのもその喜びを得る事も目的に入っていると思います。

 

時短社員や、ハンディキャッパーに対する社会的理解もここ数年でずいぶん改善したと思い

ます。それと等しく高齢者の働く姿勢にも近い将来には理解が進むかもしれません。

花も山に咲く花、川辺に咲く花で必要な水の量は変わってきます。大きな花を咲かせる

花は水分を大量に必要としますよね、必要なことは積極的に人生の中で求めていきたい。

誰もドライフラワーとして生きたくはないでしょう?ww

 

4、週20時間働く=基礎収入

ベーシックインカムとして考えろという意見をツイッターで見ました。

私の会社では週3日会社で働き(21時間)後の2日は副業をして良いことになっています。

(ただ期待の副業制度はあれもダメこれもダメの形だけの自由で失望しています)

 

会社に強い恨み辛みがあるわけではないので、「社畜」という認識はないのですが残業が

ない分、自由な時間は増えていると思いますので、そちらを「主」と考えれば会社での

働きを言葉は悪いですが”ベーシックインカム”に例える事も出来ると思います。

ベーシックインカム(basic income)とは、最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を定期的に支給するという政策。

ウイキペディアより

会社を悪く思い恨みを募らせるよりも、もっとポジティブな考え方だと思うのが「自分

株式会社」です。

この図は「転職と副業のかけ算」著者moto  扶桑社に乗っています。

motoさんはペンネームですね、ブログが有名でその副業がツイッターでも知られており

副業収入だけで4000万、キャリアのはじめはホームセンターに勤め年収240万からスター

トし転職4回で年収1000万、合わせて5000万という人です。

自分を中心に会社としての存在を考えれば、どういうキャリアを目指すかといのも

成長戦略と言えるわけで、副業をするというのも(自分という)会社にどんなメリット

があるのかと、第三者視点のように捉えることができます。

 

他にも同名の本があるので、思いつきやすいアイデアなのかもしれませんが、私には

フィットしてます。独立して会社を持ちたいと現在も計画しているわけですが、それは

形式的な事であり、誰しもすでに「自分株式会社」を持っていると考えればいいわけです。

 

という事で、現在は「自分株式会社」に夢中です。

再雇用制度も、雇われているのではなく自分と会社が対等に契約していると考えています。

今週はここまで

 

また次回

 

「崖から飛び降り、下落しながら翼を作る。

それがリスクをとる事だ。」

レイ・ブラッドベリ

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