99:「再雇用が安く見積もられるわけを考えて見た」

こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?

 

先週、血糖値の再検査をして来ました。昨年末の健康診断で「要精密検査」を通告さ

れたのです。ショックを受けると同時に何としてもこの魔の手から逃れようと、十分

立て直し期間を設けて再検査を受けました。

 

食生活の工夫で5キロ落として臨んだので自信満々だったのですが、結果血糖値が130

→126、ヘモグロビンに至っては逆に0.1ポイント上昇!と受け入れがたい結果でした

。ガッカリ。。

 

この2ヶ月ブログも放り出して(集中できず)の懸命の努力も(とは言え体重落ちたの

で舐めてた)かなわずガックリです。資格試験の時もそうでしたが、余裕残すとダメで

す、”必死”にならないと上手くいかないものだと感じました。

 

次の3ヶ月後に目標を定め努力してみます。

 

今週のテーマは70歳雇用に関して思うことです。今まで健康気にしながら働いた事は

ありませんでした(何とかなると思ってた)が、70まで働くとなると健康問題は大

きな制約になって来ますね。

 

Contents

4月から70歳就業法

再雇用で10年も働く!!労使双方が苦痛?

2021年4月から70歳就業法が適用開始になりますので、再雇用に関するニュースを良

く見かけます。

 

現在は私も61歳と3ヶ月で、再雇用のお世話になっております。その際に感じた事は何

度か記事にしています。

 

 

個人差はあるでしょうが、再雇用でよく辛いと表現されるのは、同じ”様”な仕事で賃

金の低下と役職の変化だと思います。60歳と言えば社会人生活のベテランですから、

それぞれの道を30年以上、上り坂を這い上がって来た人でしょう。

 

緩やかな登りであれば、誰しも緩やかな下りを想像すると思いますが、これが60歳

以降は崖になっています。垂直落下です。足を挫くどころか腰骨が危ういほどの落下

になります。私も年収で4掛けほどになりますので「崖」と感じます。

 

ディズニーランドのアトラクションなら分かりますが、あまり笑顔になれない”落下”

です。

組織人としての区切りなんですから「定年」とはそういう事なんですが、若いうち

から副業選択の様な多様な働き方を試していない世代には生活がストレートに収入に

結びついてるので頭では理解してるつもりでも直前になってパニックになる人も多い

事だと思います。私がまさにそうです。

 

これ程、現役時と差をつけての雇用を再雇用と名付けたとしても、自分に納得させる

事は難しいと思います。それが60歳から70歳へと伸びるのですから、労使双方で話し

合うべき問題点は出てくるでしょう。

 

自分が再雇用になって思うのは、60から65までは変化に対応するのが大変ですが、

(もし健康で、会社の業績も安定していて、職場での役割も確保していれば)65歳か

ら70までの間は(年金も出て)楽しめるのかもしれないと想像しています。

 

(法改正の内容はこちらの動画がおすすめです。大変聞きやすいと思います)

 

その意味では、会社の将来も厳しく、足元もコロナの影響を受け雇用条件悪化と

なっている方も多いでしょう。私の会社でも4月からさらに給与10%カットです。。

 

しかし、これも見方によっては違ってくると思うのです。コロナは抜きにしても

会社からすれば人を雇用するというのは、その人が将来的にもたらしてくれる成果

を期待して投資をするという事ですから。

 

人件費という投資

60まででチャラ

「ぜひこの会社で力を発揮して欲しい」と請われて入り一生懸命頑張りましたとし

ても、どこかで区切りは出て来ます。それが60歳ですね。

 

昭和の人事制度は同期入社をまとめて採用し、そこからフルイにかけて人材を選抜

して行きました。ですので、分別された段階でそれぞれ役職も決まって来て、同期

組の大多数はそこそこの位置で定年を迎える事になってました。

本当に優秀な人材を選別するための仕組みでした。能力給をベースにして役職給を

組み合わせる形ですね。

 

新卒から定年までの過程でいろんな職種を試したり、訓練しながら各自の能力を見

極めていくので若手のうちは給与は抑えられます。そうやって薄く削られた分がプー

ルされて最後に退職金として支払われていました。

 

サラリーマンとして入社すると最後に退職金を貰ってペイするので、途中で辞める

のは損でした。それに土地が資産として価値がある時代はローンで家を持つ事も資

産形成に有効だったので定年まで勤め上げることは正しき道だったのです。

 

ルールの部分調整

しかし90年代からグローバル社会での競争となりのんびりとした(逆に言えば人を

大事にする)スタンスを人事制度は守れなくなって来ました。日本で最初に富士通

が導入した成果主義は2000年以降どこの会社でも標準装備になって来たと思います。

 

あれから20年経っても成果主義が上手く機能してると言う話はあまり聞きません。

やる事が決まっていて結果も歩合で出す、金融系や営業系では機能してもお互いを

助け合う部分の評価がないので、短期的に作用してしまいます。

まあ、戦後の日本市場の様に政府主導で中産階級が育っていた時代は能力主義でし

たが、時代変化とともに変わらざるを得なくなった背景がありますよね。

 

ですので、今後も変化していくのでしょうから、前の時代が良かったとか、急にルー

ルが変わったとか言っても仕方ないところです。しかし、時代の変化に振り切られた

離すると多少なりとも心情的には裏切られた感はするもんですよね。

 

会社は60過ぎの自分に投資してくれるか?

自分の周りを見ても、会社の功労者も定年を持ってご苦労さんの形になっています。

例外はないですね。だから「例外」もあるだろう?と思ってた人も慌ててました。そ

して怒ってました。

もし、この先も大きくリターンを出してくれるならば給与体系も変わると思いますが、

そう言うケースは証券会社とか短期で結果が出る成果主義の職種だと思います。また、

長く契約するとリスクがあるので単年度契約になるのだと思います。

 

投資はリターンを最高にするのが目標ですから、安い給与✖️年数となるのが会社的に

は理想的です。ですので、現役時と同じ様な条件を求める事はできないのだと考えま

す。

 

健康年齢バラバラな人達に、一律複数年の働きは望めません。最も5年後ぐらいから

生命科学の成果が多く出そうですから、70までは普通に健康という環境になれば

変わる事でしょう。

 

現状では、定年以降は再雇用にせよ転職にせよ、短期に成果のだせる専門性(顧客を

持っている)のが前提で、それでこそ良い雇用条件を求める事ができるのだと思いま

す。

 

本業・副業の順番を変えると再雇用の意味が出てくる

副業を主役にするなら意味が出てくる

収入だけ考えると、現役時と比べる限り半分以下の価値しかないと思いがちではあ

りますが、少し目線を変えて”自分会社”の社長として再雇用という契約先だと考える

とメリットも出て来ます。

まず、半額の給与といえども立派な生活保障である事。基礎的な生活費が賄えます。

第二に、社会保険費が支払える事。年金、健康保険、失業保険等は加齢と共に大事

になって来ます。(この辺りは下の動画が参考になります)

 

という事を考えれば、再雇用と副業を組み合わせる事で可能性はあると思います。私

もそれに賭けてます。そのためには自分価値の維持と健康の維持が大事になります。

定年延長を無駄にしない策

1、仕事を副業と本業で再構成する

2、健康を大事にする

3、自分の市場価値を維持する

 

こちらの動画を参考までに

良い点は

・老後の年金を増やす(カラ期間の補填)

・健康保険のメリット(傷病による4日以上の休業保証)

・扶養者の社会保険料がかからない事

 

悪い点

・雇用保険(失業保険の適用が変わる)

・収入が増えると年金が減らされる(最新では改正)

・社会保険料納付(フリーになれば払わなくても良い)

 

 

 

 

未来はわからないけれど

雇用の前提がどう変わるか想像もつかない

現在の再雇用への不満は、収入と役割だと思いますが、もうちょっと視点を広げて

社会変化としてみると、以下の3点が背景にあるのかなと思います。

 

再雇用の「背景」にある問題点

1、短期:制度で「崖」を作っている  なだらかにする緩衝期間の仕組みが必要

2、中期:デジタル変革が人を不要としてる事に企業が対応でき無い。

3、長期:急速な人類の長寿化と働き方とのバランスが予想できない

収入の崖を無くすよう会社に要求すると、より若手から給与が削られるだけでしょ

うから、その要求は裏目に出るでしょう。

 

緩衝期間は自分で作らないといけません。自分で、より定年前に自分を棚卸しして

何が出来るか、どんな価値があるかを考え、行動して「崖」が発生しない様、緩衝

になる収入を確保しなければいけません。

 

中期的なデジタル変革は、少子高齢化と並行して社会に影響を与えるでしょう。Saa

Sの様なサービスが低価格で利用できれば人を必要とし無い会社も増えて来ます。旧

来型の雇用をしていては会社は生き残れ無いでしょう。

 

また中期的には「人を必要としない」会社に変わろうとしていますから、それでも

生き延びられる人材に自ら変化しなければいけません。つまりもっと手前で、多分

40代に入る時は新たな能力を得る事に努力し始めなければいけないでしょう。

最後のテーマの「寿命」に関しては、私の身近なリスクである糖尿病の薬が若返り

の特効薬として注目されているという事があり、非常に驚きました。

 

長期的には医学の飛躍的な進歩で平均寿命100歳、定年80歳で老後費用で1億円必

要という予見もあるぐらいですが、そうなった時の社会に想像が追いつきません。

 

そやって考えてみると、現状の再雇用に対して感じる不満足は随分小さく見えて来

ます。国が義務化をしてるので、私などは自分の立場は正義だとばかりに振る舞っ

てますが、これからの時代は「働く」ハードル自体が上がるかもしれないのですか

ら。。

 

とりあえず自分の目標に向かって頑張る次第です

ではまた次回

 

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